両親に結婚報告をしよう!当日の身だしなみとマナー

訪問時の会話と基本的なマナー

結婚の報告をしにお互いの実家を訪問する時には、きちんと身だしなみを整えるとともに、会話の内容や態度にしっかりマナーを持って望むようにしたいところです。

挨拶で訪問する時にはできるだけ食事時を避けた方がよい、というのもそういったことが関係しており、いきなり最初の挨拶時からボロが出やすい状況を避けるためにも、何かと細かくチェックが入りがちな食事やお酒の席は持たない方がよいと言えます。

身だしなみは特に気合を入れる必要もありませんが、悪印象を持たれないために細い部分の清潔感にこだわっておきたいところです。

形式上の挨拶とはいえ、いかにも間に合わせたようなほころびのあるスーツや汚れやシミのあるシャツをしていると「不真面目な気持ちで結婚を申し込んでるんじゃないか?」と思われてしまいます。

短い時間だからこそしっかりと気合を入れて、丁寧に受け答えをしておくようにしましょう。

挨拶をする前にはお互いに両親のことについて情報交換をし、職業や趣味、性格など会話の糸口になるように準備をしておきます。

特にへりくだって取り入らなければいけないというわけではなく、好印象を持たれるために無難で心地よい会話が少しでもできるようにしておくことが大切です。

時間はしっかり守り手土産を忘れない

挨拶の内容や身だしなみも大切ですが、それ以上に重要なのは時間を守るということです。
案外そのあたりの感覚がルーズな人もいるようで、どうせ知っている人の家だと油断して平気で遅刻をしていくのはいただけません。

当日が荒天であるなどやむを得ない事情で遅刻をしそうになったら、遅れるとわかった時点で早めに連絡を入れるようにし、だいたいどのくらい遅刻するかということを示しておくようにしましょう。

時間通りに到着をしたら、玄関前でコートなどのアウターを脱いでチャイムを鳴らします。
また、会話の途中で鳴らないように、携帯の電源を切っておくということも忘れずにしてください。

訪問をする時には何か簡単な手土産を持って行くというのもマナーです。
手土産もセンスが問われる難しい項目ですが、相手方に気を使わせるような高級なものを用意する必要はありません。

地元でちょっと有名なお菓子屋の菓子折りを一つ持って行くというだけでかなり印象が変わりますので、小さなものでも持って行くようにして、部屋に通されたらすぐに手渡すようにします。

結婚の報告では快く受け入れてくれることばかりでなく、中には反対をされることもあるでしょう。
そうした時には感情的になって言い返したり不機嫌な態度を示すようなことはせず、ひとまず相手の話を聞く姿勢を見せてください。

その上で「本日はこれで失礼いたしますが、また改めてご挨拶にお伺いさせていただきます」として退室します。