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育児優先で引っ越し先を選ぼう

東京23区の子育て支援の手厚さ

結婚を機に東京都にこれから引っ越しを考えている、あるいは東京23区内で子育て環境の良い場所を探している人の中には、後々のことを考えて、子育ての手厚いサポートを受けられる区域はどこなのか気になる人も多いのではないでしょうか。

子育てには、地方のような自然の多い環境が適しているといわれますが、働く場所や生活の利便性を考えると、東京都内で子育てをしたいと考える男女も多いと思います。そこで、2018年時点における東京23区の認可保育園の保育料金や補助金について紹介していきます。

東京23区の子育て支援の手厚さ

東京23区内にある認可保育園で1番保育料の安い区域は渋谷区です。月々の保育料は1万2,400円となっており、補助金も最大4万5,000円も給付されます。認可外保育園でも月々最大4万円の給付金が受けられるため、子育て支援の充実度は23区内で1番高いようです。

渋谷区に続いて、認可保育園の利用料が安い区域は中央区で、2万5,000円です。また、認証保育園のみですが補助金は最大4万円給付されます。3位は新宿区。保育園料は2万9,200円です。認証・認可外のどちらも最大4万円補助されるようです。

保育園の利用料金は認可保育園であるならば、一般的に私立保育園と公立保育園の利用料金はあまり変わることはないため、金銭面での大きな影響は受けないでしょう。子供を保育園に入園させる場合はこの3つの区域を視野に入れると良いでしょう。一方、保育料を見直している区域もあるので、詳細に関しては直接その保育園に聞いてみることをおすすめします。

待機児童数

東京都内での待機児童の数も区によって異なります。待機児童の人数が多いほど保育施設の設置数や保育士人口のバランスが成り立っていないことが分かります。逆に、待機児童の数が少なければ、保育園の充実度は高いとみて良いでしょう。

都内においては、保育園で働く保育士の支援も手厚くなっており、各々の自治体や地区で支援金や補助金制度などを導入しています。保育士の待遇が良い地域であれば、保育施設や保育士が充実しやすくなるため、子育てするうえでは良い環境であると判断できるでしょう。

東京23区内で待機児童の数が少ないのは千代田区です。1,513人とほかの区域と比べて施設利用者数が少なく、保育園への入園もしやすいといえます。千代田区と同様に、豊島区も待機児童ゼロの結果を出しています。この区域では、5,350人の保育施設利用者がいるようですが、待機率が低いため、子供の入園がしやすいのではないでしょうか。

幼稚園入園費用

幼稚園は保育園とは異なり、満3歳以上から満6歳までを教育する機関です。幼稚園の保育料では、住民税を基に計算されますが、それとは関係なく金額が一定している区域もあります。

幼稚園の入園費用に関しては、入園料の不要な区域が多く見られます。高くても豊島区や練馬区の3,000円が最大金額。入園補助金では、江戸川区が1番高く、最大8万円給付されます。