印鑑

住んでいる部屋の解約と新居の契約をしよう

結婚式の準備と一緒にやっておきたい新居の手続き

結婚をするということは、それまで別居をしていた二人がともに生活し、生計を同一にするということです。

近年では、週末婚や別居婚など必ずしも同一の世帯で生活をしているわけではない夫婦の形も登場していますが、法律的には生活を同一にしている二人を婚姻関係として認めています。

一般的には結婚式に前後をして新居を用意し、婚姻届を出すのに合わせて引っ越しをするという方法が一般的です。

結婚式をするカップルでは、食事会や挙式披露宴の準備に合わせて新居探しや契約をしていきます。

ハネムーンやエンゲージリング、マリッジリングの購入など何かと高価な買い物が多い結婚ですが、あまりそのことばかりにとらわれていると、新生活のスタートからかなり厳しい経済状況に置かれることになってしまいます。

結婚準備では、あくまでも新生活のスタートを順調に切れることを第一に考え、義父母との同居問題など家族全体で将来についての話し合いをしていきましょう。

時期的にはだいたい引っ越し予定日の半年前くらいから新居探しをするのが適当です。
限られた予算の中から満足度の高い新居を探すにはやはり時間はどうしても必要なので、とりあえず結婚式が終わってからということでは引っ越し時期はどんどんずれ込んでいってしまうことになります。

子育てを考えているなら自治体の取り組みにも注目

一人暮らしや夫婦二人だけの世帯であれば、もし引っ越してみてあまり具合がよくないようなら引っ越しをするということもできるでしょう。

しかしもし結婚後間もなく子供ができてしまった時は、子育て環境を安定されるためにもそうそう簡単に引っ越しをすることができません。

特に小学校への就学年齢になると引っ越しをすることで子供の学習進度に大きな影響が出てしまうので、それまでに腰を落ち着けて子育てができる場所を探すことが大切になります。

住居選びでは建物の安全性や周辺の治安、室内の様子やお店への距離といったことを総合的に考えつつ、各自治体で行われている子育て政策に注目してみてください。

一見近い距離にある自治体でも子育て世帯への優遇政策や補助金はかなり違うということもよくあるので、家賃だけでなくそうしたものを利用したときの生活コストを計算してみましょう。

もしそれまでそれぞれが一人暮らしをしていたのであれば、新居が決まったら退去する旨を通告しておきましょう。

最低1ヶ月前に申し出れば家賃を損することはないのですが、そのマンションやアパートの管理人が新たな入居者を探すためには時間の猶予があった方が有利です。

必須というわけではありませんが、気持ちよく退去ができるようにできるだけ早めに動くようにしましょう。