同棲のストレスを理解しておこう

楽しいことばかりではないのが同棲

好きな人とずっと一緒に生活ができるのが同棲のよいところですが、その始終一緒という感覚がときにストレスになってしまうこともあります。

離れ離れになっているときには、いない時のことをずっと考えて不安になることもありますが、一緒にいる時間が増えると増えたことでまた別の不安が生じるようになってしまいます。

まず同棲のストレスとして最も多いケースとして挙げられるのが「自分の時間がなくなる」ということです。
これは結婚をしたときにもいえますが、二人で動く時間が増えてくるとそれだけ自分一人だけで使える時間が少なくなってしまいます。

たまに「一人で好きな映画でもみたいな」「一人でぼーっとカフェで過ごしたいな」というような時にもいちいち相手の許可を得ないといけません。

一人になりたいというときもそうですが、たまには同性の友人同士で大騒ぎをしたいといったときにもなんとなく遠慮をするようになってしまい、ウソをついたりこそこそしたりしてしまうことになります。

よく同性同士の集まりに付き合っている彼氏・彼女を連れてくる人がいますが、そうしたことは二人にはよくても周囲の人に遠慮をさせてしまうことになるので次回以降誘われなくなる可能性があります。

二人だけの生活が楽しいものであるということを前提にしつつ、それ以外にお互いに息抜きの時間が必要ということはできるだけ早いうちに話し合いをしておく方がよいでしょう。

一緒にいるからこそ生じる疑惑も

結婚前に急いで同棲をしようとするカップルの中には、「できるだけ長く時間を共有するようにして、他の人と接触しないようにしたい」と考える束縛が強いタイプもいるようです。

しかし残念なことに恋愛感情というものは一緒にいる時間が長くなればそれだけで安心するというものではありません。
むしろいつも一緒にいるからこそ、別々になっている時間に何をしているかが気になったりします。

本当に会社のつきあいの飲み会であっても、しつこく「誰といるの?」「いつ帰ってくるの?」といった質問攻めを携帯で受けてしまうことがあります。

一人暮らしの頃には気軽に友人を家に泊めていたという人にとっては、同棲相手がいると急な電話をもらってもすぐにOKを出すことができなくなります。
そのため以前よりも友人関係が希薄になってしまうような不安感もあるでしょう。

そして同棲を始めてすぐに直面することになるのが、生活時間帯に関するトラブルです。
自分にとっては普通の生活であっても、相手にとっては全く違うサイクルで動いているということもよくあります。
朝起きる時間が全く違っていたり、帰宅時間がバラバラだったりするとそれがもとでケンカになることもあるでしょう。