見つめ合う二人

同棲のときにしてはいけない行動

同棲は何もかもを許しあうことではありません

別々の家に住み、デートという形で限られた時間で会っているときには、そのデートの時間に合わせて自分のよい部分をできるだけ見てもらえるように工夫をすることができます。

ですが同棲をして普段のプライベートな時間帯も共有するようになると、どうしてもあまり見せたくない部分やキレイではない部分も見てもらうことになってしまいます。

そういうところも同棲のよいところと言ってしまえばそうなのですが、しかしそうしたあまりにもあけっぴろげにしすぎる態度というのはどうしても心の油断を生みやすく、それが二人の関係に大きな変化をもたらしてしまうこともあります。

世間一般的に結婚前に同棲をすることをあまり勧めない論調があるのも、結婚をしてから同居をするのではなく先に同棲をしてしまうと、それがお互いにとって気持ちのゆるみになり「別に結婚しなくてもいいか」という発想になってしまうからです。

同棲生活でお互いのことがわかりすぎるようになってしまうと、わざわざ結婚をしなくても気持ちが十分に安定してしまいそのままズルズルときちんとけじめをつけないまま年齢だけを重ねていくということにもなってしまいます。

同棲をしつつもきちんとけじめを持って

同棲をしていく上でまず気をつけたいのが、「男性にとって見たくない部分を見せないようにする」ということです。
ムダ毛の処理や下着一枚で部屋を歩き回る、すっぴんでも平気でいるというようなことをあたりまえにしていると、男性にとっては「自分は男と見られていないのか」という感覚になってしまいます。

結婚したらそのくらいするじゃないかという反論があると思いますが、それは当然のことで結婚をして入籍をすることで二人は「家族」になるからです。

また結婚をするということはその後に子供を作って育てるという将来設計が当然に含まれてくるので、むしろ女性としてキレイな部分だけを見せていては積極的な協力を得ることができなかったりします。

しかし同棲はあくまでもおつきあいの延長ですので、あまりにもありのままを見せすぎてしまうと、そこで二人の恋愛感情が安定し燃え上がることなく淡々と続く気持ちに落ち着いてしまいます。

少なくとも将来結婚をしたいと考えているならば、女性は男性に対してあまりにも見せすぎるということはよした方がよいでしょう。

もちろん男性にとってもそれは同じで、付き合って同棲しているのだからと連絡なしに外泊したり、だらしなく洋服を脱ぎっぱなしにするようなことが連続してあるとそれが女性の気持ちを大きく冷ましてしまうことにもなってしまいます。

同棲という微妙な関係だからこそお互い気遣い恋愛感情を長続きさせる努力をしていきたいですね。